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J-GLOBAL ID:201002241941814034   整理番号:10A0876082

ニューカレドニア周辺の気候状況と地形的循環

Weather regimes and orographic circulation around New Caledonia
著者 (5件):
資料名:
巻: 61  号: 7-12  ページ: 413-431  発行年: 2010年 
JST資料番号: E0557A  ISSN: 0025-326X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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12.5-km分解能QuikSCAT散乱計風と共に4-km分解能中規模大気モデルを用いて,ニューカレドニア周辺の局地気候と島尺度循環を研究した。この中規模大気気候条件を,始に1999から2008年の9暖候季節に於いてリモートセンシングされた風に対して適用した。4つの主要気候タイプが同定された。これ等の対応広域スケール循環は,南太平洋収束帯(SPCZ),中緯度システム,及び亜熱帯ジェット気流の位置と強さによって強く識別可能であることを示した。この中規模気候タイプ可変性と2主要大規模モード間の関連,即ちMadden-Julian振動(MJO)とEl Nino-南方振動(ENSO),はまた各気候タイプ発現に対する彼らの影響と言う点で記述された。これ等の出現は,SPCZの変調を通して,MJOとENSO両方によって大きく規制された。可変性の大尺度モードを島規模循環に,広域及び中規模条件によってスケールダウンし,これは最終的に地形的及び熱的制御によって調整された。本研究では島規模循環を,観測及び模擬風両方に対する複合手法を用いて推論した。これ等の比較は,地域循環またその空間的及び時間的可変性を補足するこの中規模モデルの能力を明瞭に示した。模擬大気パラメータによって実施したスケーリング分析は,ニューカレドニアの山岳範囲が水力学的に急峻なことを示した。この山岳島による貿易風妨害の結果として,この流れは沿岸的にトラップされた中規模応答,即ちブロッキング,流れ分割,隅風によって,約150kmの空間的スケールで形作られた。2つの主要障壁,Mont PanieとMont Humboldtが低いレベルの動力学的挙動に対する大きな役割を果たし,一方本土近隣の日周加熱サイクルが地域循環を強く調整した。更に冷気の夜間ドレナージ流がMont Humboldtの風下斜面で発現し,海洋上での垂直混合を阻害し,これが表面風減速を生んだ。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
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局地循環,気流 

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