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J-GLOBAL ID:201002242011165199   整理番号:10A0686575

歯科用高分子の摩擦及び摩耗に及ぼす多面体オリゴマシルセスキオキサン濃度の効果

Effect of polyhedral oligomeric silsesquioxane concentration on the friction and wear of dental polymers
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 713  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: C0789B  ISSN: 0734-2101  CODEN: JVTAD6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多面体オリゴマシルセスキオキサン(POSS)のような有機-無機ハイブリッド材料は,歯科医療に用いられるメタクリル酸塩ベース複合体及び樹脂の機械的特性を改善する可能性をもっている。本論文において,主に,エトキシル化ビスフェノールAジメタクリル酸塩及びトリエチレングリコールジメタクリル酸塩からなり,シラン化シリカガラスで充填した複合体樹脂のインビトロ摩擦及び摩耗に及ぼすトリメタクリルイソブチルPOSSの効果を研究した。脱イオン化水及び唾液代替物に関する実験を行った。唾液代替物に浸漬した無充填高分子樹脂の摩擦及び摩耗に及ぼすPOSSの効果も研究した。ピンオンディスク実験から,少量(0.5~3wt%)のPOSSの添加が樹脂複合体及び高分子樹脂の両方の摩擦及び磨耗抵抗を改善することが分かった。より高いPOSS濃度(5%)をもつ試料は,反対の効果を示し,POSSの強化特性が働き得る制限範囲を説明していた。この濃度依存性を構造的完全性,従って,樹脂複合体及び高分子樹脂の摩擦及び摩耗特性に影響を及ぼす,POSSの高い濃度における相分離に帰着した。硬化からの不均一性を示す,摩擦係数の深さ依存性を複合体において観測した。本論文に述べた結果は,歯科医療用の新しい強化樹脂複合体及び高分子樹脂の開発に有用なガイドとして役に立つであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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歯科材料  ,  高分子固体の力学的性質 
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