抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本総説の目標は,陸地に比べてきわめて多様な,海という資源の重要な抗菌性化合物を紹介することであった。「抗生物質」は最初の定義(Waksman,1947)ではなく,細菌を殺し,あるいは,成長を抑制する全ての化合物という最近の使い方(2000)に合わせた。抗菌傾向と化学構造の新しさ及び/あるいは複雑さとを結びつける26の代謝物を選び,リボソームペプチド,非リボソームペプチド,ポリケタイド,アルカロイド,テルペンに5分類して抗菌活性を紹介し,最後に,細菌が毒性を示す経路を標的にする方法も論じた。