文献
J-GLOBAL ID:201002242047914392   整理番号:10A0330225

水試料中の4-ノニルフェノールの4-(2,6-ジメチルヘプト-3-イル)フェノールを新規内部標準として用いる定量

Determination of 4-nonylphenol in water samples using 4-(2,6-dimethylhept-3-yl)phenol as new internal standard
著者 (8件):
資料名:
巻: 1217  号: 17  ページ: 2950-2955  発行年: 2010年04月23日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水試料中の内分泌攪乱化学物質4-ノニルフェノール(工業用グレード=異性体混合物,4-NP)の新規定量法を4-(2,6-ジメチルヘプト-3-イル)フェノール(4-sec-NP)をモデル化合物として用いて開発した。この分岐状モノアルキルフェノールは,工業用4-ノニルフェノールの定量のための内部標準(IS)として役立つ。4-(2,6-ジメチルヘプト-3-イル)フェノール(ラセミ混合物)は,筆者らが知る限り新たに合成された4-ノニルフェノール異性体であり,どこにも記載されていない。蒸留水,河川水,及び下水から得た添加水試料の分析によって回収率を測定した。アセチル化後,固相抽出(SPE)によって化合物を濃縮した。化合物の分析は,キャピラリーカラムガスクロマトグラフィー/質量分析(GC/MS)によって選択イオンモニタリング(SIM)モードで行った。ISとして新たに合成した4-sec-NPと4-n-ノニルフェノール(4-n-NP)を用いて工業用4-NPの回収率を比べた。4-sec-NPがわずかに良好な結果を示した。しかし,下水を用いた最初の一連の実験では,2つの標準化合物の誘導体化の収率が顕著に異なった。4-n-NPの誘導体化の収率は,おそらく下水の困難なマトリックスのために約20%であった。これとは対照的に,4-sec-NPの誘導体化の収率は,著しく高かった(約63%)。この問題は,誘導体化に用いる試薬の濃度を増して解決された。クリーンアップ過程のより良好な制御のために,筆者らは,内部標準として4-sec-NPの適用を少なくとも複雑なマトリックス(例えば,ヒドロキシル化合物の高含量)を含む下水試料に勧める。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水中の汚染物質の各種分析 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る