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J-GLOBAL ID：201002242086649035   整理番号：10A0648304

河川力学拡散性流れ経路指定モデルによる分布水収支

DISTRIBUTED WATER BALANCE WITH RIVER DYNAMIC-DIFFUSIVE FLOW ROUTING MODEL

著者 (3件)： HASSAN Ahmed (Graduate School of Sci. and Engineering, Saitama Univ., Japan, 338-8570) ,  NORIO Tanaka (Graduate School of Sci. and Engineering, Saitama Univ., Japan, 338-8570) ,  NOBUYUKI Tamai (Graduate School, Kanazawa Gakuin Univ., Japan, 920-1392)
資料名： Journal of Hydrodynamics Series B  (Journal of Hydrodynamics Series B)
巻： 21  号： 4  ページ： 564-572  発行年： 2009年 
JST資料番号： C5027A  ISSN： 1001-6058  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,分布水収支モデルで利用できる河川力学と河川拡散モデリング技術の結合について検討した。上流分水界において,陸上及び河川の拡散性流を,自由表面流動方程式の拡散性波近似により経路指定した。河川ダウンストリーム到達範囲において,河川の動的流れは,一次元動的波動方程式(側方流動のある完全動的St.Venant方程式)で経路指定された。開発したモデルは,荒川の一部の河川流域に適用された。河川断面積の地理的データを,11ポイントの断面近似により正確に表現できた。河川力学流れモデルのシミュレーション結果に及ぼすグリッドサイズと側方流動の効果を調べた。グリッドサイズは河川断面の並幅より大きくなければならない。小さな排水装置システムからの側方流動は,河川力学流れモデルでのシミュレーション結果に著しく影響を及ぼした。シミュレーションの結果は,放流と水深の観測結果と良く一致した。1つ/2つの複雑な洪水はんらん原を有する複断面水路の河川ネットワークにおいて,任意の位置でも河川放流と水深を正しく推定できた。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST

シソーラス用語： *水収支 ,  拡散 ,  経路選定 ,  表面流 ,  氾濫原 ,  開水路 ,  *河川 ,  *河川流域 ,  変位 ,  *流体流 ,  近似法 ,  流れ場 ,  通信操作 ,  自由表面流 ,  側方流動 ,  複断面水路
準シソーラス用語： 河川放流 ,  分水界

分類 (2件)： 湖沼学,河川学  (DC07050J) ,  流体動力学一般  (BC02010G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 河川 ,  力学 ,  拡散性 ,  流れ ,  経路指定 ,  モデル ,  分布 ,  水収支