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J-GLOBAL ID:201002242101946190   整理番号:10A0440900

単一油中水乳濁液の液滴中のミクロ爆発の生起の研究

A Study of the Occurrence of Microexplosion in a Single Water-in-Oil Emulsion Droplet
著者 (4件):
資料名:
巻: 43  号:ページ: 381-388 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: S0629A  ISSN: 0021-9592  CODEN: JCEJAQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本報は,油中水乳濁液の液滴中のミクロ爆発の生起について実験および数値的研究を報告した。実験は電気炉中で加熱された水/n-ヘキサデカン乳濁液の単一の液滴について行った。乳濁液中の水の容積率を0.1~0.3に,炉の温度を,973~1173Kに変えた。乳濁液の液滴中の非定常熱伝導および分散された水滴中の均質気泡の核形成を記述する計算機シミュレーションに数学モデルを使用した。実験の間に液滴の温度約473Kでミクロ爆発が観察された。炉温度の上昇はミクロ爆発液滴温度を低下し,含水量の上昇はミクロ爆発液滴温度を低下した。計算機シミュレーションにおいて,水滴の温度が過熱限界に近づく時のミクロ爆発の強さを,均質な気泡核形成速度から推算した。ミクロ爆発の強さは乳濁液の液滴の表面近傍でピークになった。過熱限界に加熱された水滴は爆発的に蒸発した。更に,高炉温度中で高炉温度で迅速に過熱限界に加熱された水滴は爆発的に蒸発し,液滴中心の温度は低い表面温度に較べて低かった。含水量は水滴の温度に影響しなかったが,水滴の数の増大は含水量の増大に比例し,気泡の核形成が増大することを示した。よって,高含水量はミクロ爆発に有利であり,低液滴温度でミクロ爆発が起ることを示した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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装置内の伝熱  ,  熱伝導 
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