文献

J-GLOBAL ID：201002242117544687   整理番号：10A0621875

N-メチルホルムアミドと水,エタノール,エチレングリコール,ジメチルスルホキシド,アセトンあるいは1,4-ジオキサンとの2元混合体の静誘電率

Static dielectric constants of the binary mixtures of N-methylformamide with water, ethyl alcohol, ethylene glycol, dimethylsulphoxide, acetone and 1,4-dioxane

著者 (3件)： SENGWA R.J. (J.N.V. Univ., Jodhpur, IND) ,  SANKHLA Sonu (J.N.V. Univ., Jodhpur, IND) ,  KHATRI Vinita (J.N.V. Univ., Jodhpur, IND)
資料名： Philosophical Magazine Letters  (Philosophical Magazine Letters)
巻： 90  号： 7  ページ： 463-470  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： T0360A  ISSN： 0950-0839  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大きな水素結合形成能により大きな誘電率を示すN-メチルホルムアミド(NMF)と種々の溶媒との2元混合体の30°Cにおける静誘電率を混合モル比の全域で1MHzにおいて計測した。余剰誘電率は負で,これと1以下であったKirkwoodの補正相関因子を用いて各溶媒の水素結合形成能と安定な付加体のモル比を解析した。水素結合により自己集合的な水,エタノールとエチレングリコールはNMFと互いに構造を壊しあい,他方,非集合的なジメチルスルホキシド,アセトンとジオキサンはNMFの自己集合的な水素結合を壊すように働く。水素結合形成能の大きな変化と平行に並んだ実効的な双極子数は溶媒の誘電定数に支配されていることがわかった。

シソーラス用語： 水 ,  *混合物 ,  *誘電率 ,  分子間相互作用 ,  水素結合 ,  *有機溶媒 ,  カルボニル化合物 ,  脂肪族ケトン ,  脂肪族アルコール ,  ジオール ,  脂肪族化合物 ,  スルホキシド ,  酸素複素環化合物
準シソーラス用語： アミド【有機化合物】

分類 (1件)： 分子の電気的・磁気的性質  (BH05032U)

物質索引 (6件)： N-メチルホルムアミド ,  アセトン ,  エタノール ,  エチレングリコール ,  ジメチルスルホキシド ,  1,4-ジオキサン

タイトルに関連する用語 (9件)： N-メチルホルムアミド ,  水 ,  エタノール ,  エチレングリコール ,  ジメチルスルホキシド ,  アセトン ,  ジオキサン ,  混合体 ,  誘電率