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J-GLOBAL ID:201002242124482840   整理番号:10A0290945

層状ペロブスカイト型酸化物Nd2-xSrxNiO4+δ(x=0,0.2,0.4)の熱誘起及び化学誘起構造変化

Thermally-induced and chemically-induced structural changes in layered perovskite-type oxides Nd2- x Sr x NiO4+ δ (x =0, 0.2, 0.4)
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巻: 181  号: 8-10  ページ: 402-411  発行年: 2010年03月29日 
JST資料番号: B0096B  ISSN: 0167-2738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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873~1173K,N2-O2雰囲気でK2NiF4型Nd2-xSrxNiO4+δ(x=0,0.2,0.4)の高温X線回折測定を行った。Nd2-xSrxNiO4+δの回折線は873K,O21bar中で測定されるNd2NiO4+δの場合を除いて正方晶対称を示した。相転移温度はP(O2)の減少と共に低下する。例えば,P(O2)=1barで約883KでありP(O2)=10-4barで約758Kである。Nd2NiO4+δの温度対酸素含量の状態図を明らかにした。格子定数と原子配列をRietveld解析により推定した。過剰酸素量が増すにつれて,ペロブスカイト及び岩塩型層に垂直な格子定数が増大し,これらの層に平行な格子定数は僅かに減少する。結果として,単位胞容積はδにほとんど無関係である。格子定数は本質的に温度と過剰酸素量に依存する。見掛けの熱膨張係数をある一定雰囲気中で格子定数の温度依存性から計算し,一方,真の熱膨張係数を同酸素量における格子定数の温度依存性から計算した。等温化学膨張係数を酸素含量による格子定数の変化から計算した。熱及び化学膨張係数を他の不定比酸化物の膨張係数と比較した。酸素非化学量論と構造パラメータの変化との間の相関性を明らかにするため,格子間酸素が存在している岩塩型層の空間を構造情報から計算した。岩塩型層の空間はアクセプタ濃度の計算値,x+2δが増すにつれて減少する。これは,アクセプタ濃度が増すにつれて格子間酸素生成が抑制されることを意味する。Ni系K2NiF4型酸化物の酸素非化学量論挙動で同じ傾向を確認した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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塩基,金属酸化物  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 
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