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J-GLOBAL ID:201002242165195198   整理番号:10A0704080

地中海地域用バイオエネルギー農作物としてスイッチグラスの製造収率および熱処理の評価

Evaluation of production yield and thermal processing of switchgrass as a bio-energy crop for the Mediterranean region
著者 (3件):
資料名:
巻: 91  号:ページ: 988-996  発行年: 2010年09月 
JST資料番号: A0298B  ISSN: 0378-3820  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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暖地型多年生牧草のスイッチグラスは,その確立されたコストは低くかつ低い入力条件下での生産性は高いことから,持続的に製造されるリグノセルロースバイオマス供給の点で,ヨーロッパでは重要な役割を演じるだろう。本研究の目的は,ギリシャ天候条件下におけるスイッチグラスの適応性およびバイオマス生産性を,更に,燃料分析,熱分解および燃焼テストを行うことにより,熱および電気用途への適応性を評価することである。種々の潅漑および施肥レベルにて3年のフィールド実験は,潅漑の各レベルが乾物収量に大きな影響を与える,一方,窒素の影響はそれほどでもないことを示した。収率は,2年度および3年度も類似し,15.4%から24トン/haまでの範囲だった。燃料特性評価は,揮発性含有量および発熱量が高いこと,一方で灰分,硫黄,窒素および塩素含有量が低いことである。灰分は,Si,KおよびPそしてZnのような微量栄養素に富んでいた。茎の灰分溶融温度は,それはアルカリに富むが,燃焼プロセスに対して低い。そしてこれは,農作物の前処理なしではボイラ内のスラグ化/汚損問題を明らかにした。しかしながら,それらの灰分含有量は非常に低い。茎の熱化学反応性は,葉のそれよりも,特に空気中において高い。葉中の多量のミネラルは,窒素または空気雰囲気下において反応速度を阻害する。熱分解に対して1次並行反応モデルを,そして実験結果を正確にフィットさせる燃焼および動力学パラメータに対してパワー低モデルを誘導した。潅漑/施肥処理は,この茎の燃焼性能にプラスの影響を与える,ことが分かった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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生物燃料及び廃棄物燃料 

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