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J-GLOBAL ID:201002242193296552   整理番号:10A0330899

表面改質を介しての超常磁性磁鉄鉱上の定着ポリアクリル酸による重金属カチオンの効果的な分離

Efficient separation of heavy metal cations by anchoring polyacrylic acid on superparamagnetic magnetite nanoparticles through surface modification
著者 (2件):
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巻: 159  号: 1-3  ページ: 264-271  発行年: 2010年05月01日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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磁鉄鉱ナノ粒子は,それらの磁性及び良好な吸着容量に起因して優れた吸着材材料である。本研究の目的は,重金属カチオンの吸着及びその効率についての,磁鉄鉱ナノ粒子の安定性を研究することであった。磁性酸化鉄ナノ粒子は,3-アミノプロピルトリエトキシシラン(APTES)と続いて塩化アクリロイル(AC)による改質に従う共沈殿法によって,成功裡に調製した。次に,改質されたナノ粒子表面をアクリル酸のグラフトにより更に改質した。グラフトされた磁鉄鉱ナノ粒子を,次に重金属カチオンの分離に用いた。磁鉄鉱ナノ粒子上にグラフトしたポリアクリル酸による,水溶液からの重金属カチオンの吸着についても研究した。水溶液からの除去についてのこれらのナノ粒子の重金属吸着能力を原子吸光分光技法によって測定し,Cd2+,Pb2+,Ni2+及びCu2+のような重金属カチオンの分離に関するそれらの可能性を認めた。得られたナノ粒子を,粒径範囲10から23nmの範囲につき,X線回折(XRD),走査電子顕微鏡(SEM),振動試料磁力計(VSM),Fourier変換赤外分析(FT-IR),熱重量分析(TGA)及びDSC分析,を用いて特性化した。磁鉄鉱ナノ粒子は300K以上で超常磁性を示し,飽和磁化率は300Kで57.1emu/gであった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
吸着,イオン交換  ,  酸化鉱物,水酸化鉱物  ,  下水,廃水の物理的処理 

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