抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地域ブランドは多くの経済主体が関係し合うために無形資産としての資産評価は困難である。農産品と加工品ブランドの認知向上は消費者との交流の拡大と体験が課題である。農産品のブランド化によるイメージの共有化と品質保証の充実が課題である。そのために,これまでの一部の差別化された農産物のみの販売ではなく,ブランド階層化による製品のポジショニング化,ブランドの細分化,統合化によるレギュラー品を含めた底上げが必要である。知的財産戦略によるブランド管理も重要であり,産地を生かした地域団体商標制度による商標権を取得して品質レベルを維持し供給地域を広域化することが重要である。その他多くの個別の認証制度を利用したブランド管理による品質保証も必要である。地域ブランドの成熟化は,食品・関連企業の参入や新製品開発へのイノベーションが連動し,食料産業クラスターの性格を強くしている。