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J-GLOBAL ID：201002242296447885   整理番号：10A0222304

2004~2005年の韓国の2都市における大気オゾン濃度と小児喘息/アトピー性皮膚炎患者の1日の入院患者数との関係

Relationship between ambient ozone concentrations and daily hospital admissions for childhood asthma/atopic dermatitis in two cities of Korea during 2004-2005

著者 (3件)： LEE Jong-Tae (Korea Univ., Seoul, KOR) ,  CHO Yong-Sung (UCLA Los Angeles, USA) ,  SON Ji-Young (Hanyang Univ., Seoul, KOR)
資料名： International Journal of Environmental Health Research  (International Journal of Environmental Health Research)
巻： 20  号： 1  ページ： 1-11  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： W0432A  ISSN： 0960-3123  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 韓国の2都市,ソウルとUlsanにおける15歳以下の小児喘息及びアトピー性皮膚炎入院患者の増加と大気オゾン濃度の関係を調べるために,韓国政府環境部が発表したオゾン濃度と韓国医療保険会社による小児喘息及びアトピー性皮膚炎による1日の入院患者数のデータを解析した。その結果,オゾン濃度の四分位範囲で求めた増加は小児喘息及びアトピー性皮膚炎入院患者数に有意な影響を与えた。ソウルとUlsanにおける小児喘息の相対リスクの平均値は各々1.21と1.05,トピー性皮膚炎は各々1.38と1.28であった。小児喘息の相対リスクは,30~35 ppbを閾値として,オゾン濃度と共に増加した。両都市のオゾン濃度は韓国環境大気質基準値(60 ppb)よりも低い値であったが,小児喘息とアトピー性皮膚炎に影響を与えることがわかった。

シソーラス用語： *大韓民国 ,  大気 ,  *大気オゾン ,  喘息 ,  *アトピー性皮膚炎 ,  リスク ,  患者 ,  統計解析 ,  濃度分布
準シソーラス用語： 四分位範囲 ,  *小児喘息 ,  相対リスク ,  都市大気 ,  入院患者

分類 (5件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  健康被害  (SB03070P) ,  疫学  (GB03000E) ,  呼吸器の疾患  (GI03000Z) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O)

タイトルに関連する用語 (8件)： 韓国 ,  都市 ,  大気 ,  オゾン濃度 ,  小児喘息 ,  アトピー性皮膚炎 ,  患者 ,  入院患者