抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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直交異方性均質媒体を伝播する弾性波に対する有限差分近似の3次元的安定性を検討した。用いたモデルでは空間領域には2次および4次の有限差分法をスタッガード格子およびストレスフリー境界条件とともに用い,時間領域には2次有限差分法を用いた。中央差分による波動方程式の数値積分は条件付安定であり,これに対応する時間領域離散化の安定性基準は,材料特性と幾何学的離散化の関数として導出されている。この安定性問題に対してVonNeumann法を用いることにより,直交異方性材料で2次および4次の近似に適用できる限界時間ステップの解を得た。この結果得られた安定性基準は,等方性材料の特殊ケースであり,良く知られた解析解と同じ式で表されることを示した。異方性の場合の本稿で示した方法の有効性は長時間シミュレーションおよび系のトータルエネルギ計算により検証した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.