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J-GLOBAL ID：201002242338195580   整理番号：10A0507146

多モード干渉結合器を基にした全光離散サイン変換と離散コサイン変換

All-Optical Discrete Sine Transform and Discrete Cosine Transform Based on Multimode Interference Couplers

著者 (2件)： ZHOU Junhe (Tongji Univ., Shanghai, CHN) ,  ZHANG Min (Tongji Univ., Shanghai, CHN)
資料名： IEEE Photonics Technology Letters  (IEEE Photonics Technology Letters)
巻： 22  号： 5/8  ページ： 317-319  発行年： 2010年03月01日 
JST資料番号： T0721A  ISSN： 1041-1135  CODEN： IPTLEL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： OFDMシステムで使われている離散フーリエ変換(DFT)を,離散サイン変換(DST)や離散コサイン変換(DCT)に変更すると,信号対雑音比の劣化耐性や,スペクトル効率が向上することが知られている。本稿では,一つの多モード干渉(MMI)結合器の入出力ポートに幾つかの位相シフタを挿入するだけでDSTとDCTの全光化が実現できることに着目して全光DSTとDCTの実現法を提案した。MMI結合器長を適当に選び位相シフタを調整すると,DSTは直接全光化ができる。一方,DCTはDSTと簡単な式で関係付けられているので,入力位相を変えて出力ポートを並べ替えるだけで実現できる。これらの結果は伝達行列理論とビーム伝搬法によるシミュレーションで検証した。提案方式の特徴は入力数に制限がなく,全光チャネル符号化や復号化等の光信号処理に幅広く適用可能である。

シソーラス用語： *DCT【変換】 ,  多モード ,  干渉 ,  Fourier変換 ,  *周波数利用効率 ,  SN比 ,  OFDM ,  *位相シフト ,  結合器
準シソーラス用語： スペクトル効率 ,  *モード干渉結合器 ,  光信号対雑音比 ,  *離散コサイン変換 ,  *離散サイン変換 ,  離散フーリエ変換

分類 (2件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  光学情報処理  (BD03060T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 多モード干渉 ,  結合器 ,  サイン ,  離散コサイン変換