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J-GLOBAL ID：201002242383216555   整理番号：10A1546563

劣通信環境における情報収集とその構造推定への応用

著者 (3件)： 巳波弘佳 (関西学院大 理工) ,  藤原明広 (関西学院大 理工) ,  下斗米貴之 (関西学院大 理工)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 B  (IEICE Transactions on Communications (Japanese Edition))
巻： J93-B  号： 12  ページ： 1575-1584  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： S0622C  ISSN： 1344-4697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通信インフラが大規模な損傷を受けるような災害時において,安否情報の共有や建物内部・道路の被災情報の共有を行うための現実的な情報流通手段が必要である。本論文では,まず,特に通信が困難で劣悪な通信環境を前提とせざるを得ない建物内において有効な通信方式である蓄積搬送型通信の効率性について述べる。更に,複数の救援者が協力して探知した情報を,蓄積搬送型通信に基づく通信方式によって効率的に共有し,収集された情報を統合して建物内の構造を推定する方法の提案とその適用可能性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： 情報収集 ,  遅れ ,  *災害 ,  *通信方式 ,  建築構造
準シソーラス用語： 通信遅延 ,  屋内通信

分類 (1件)： 通信方式一般  (ND07010E)

引用文献 (9件)：

• International Strategy for Disaster Reduction, http://www.unisdr.org/
• NICT, ユニバーサルアクセスのための仮想アクセス環境技術の研究概要,http://kyushu.nict.go.jp/2_gaiyo2.html
• F. Warthman and Associates, Delay-Tolerant Networks (DTNs): A Tutorial, http://www.ipnsig.orgireports/DTN_Tutorialll.pdf
• S. Farrell and V. Cahill, Delay-and DisruptionTolerant Networking, Artech House, 2006.
• A. Fujihara and H. Miwa,“Efficiency Analysis on an Information-sharing process with randomly-moving mobile sensors,” Proc. SAINT 2008 WS HEUNET 2008, pp. 241-244, Turku, Finland, July 2008.

タイトルに関連する用語 (4件)： 通信環境 ,  情報収集 ,  構造推定 ,  応用