抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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艦船は主推進用として統合的電力システムを多用する傾向にある。非常に多様な任務のサイクルを要求される艦船は,このシステムにより最大の効果を達成している。現今,軸高が低く,したがってレーキ角も小さくできる水上艦が小型推進モータを採用し,従来よりも高推進効率を得る動きがある。また,全体的な低重量化と小体積化によりペイロードが増し生涯コストが減少するという利点もある。英国のMagnomatics社は現在の同期モータおよび誘導モータよりも先進的なモータ技術である,擬似直接駆動(PDD)の特許を得た。長所は連続トルク密度の段階的変化による,モータ寸法の半減である。これはモータ内の非接触磁気ギアを機械的かつ磁気的に結合することにより達成される。英国国防省は将来の水上艦用電気推進方式としての生産および運用適性を評価するために,15MWのPDD装置の設計を依頼した。PDDモータは,従来の直接駆動電動機のトルク能力をモータ内の受動磁気ギアを統合することにより改良したものである。