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J-GLOBAL ID:201002242434378482   整理番号:10A0330619

トンネル火災煙流れにおけるCO濃度の縦方向分布及び温度場による差

Longitudinal distributions of CO concentration and difference with temperature field in a tunnel fire smoke flow
著者 (5件):
資料名:
巻: 53  号: 13-14  ページ: 2844-2855  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0390A  ISSN: 0017-9310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トンネル火災煙流れにおけるCO濃度及び煙温度の縦方向の減少パターンを理論的に解析し,異なる縦方向の換気速度の下で調べた違いを比較した。理論式と比較するために,一組のフルスケール道路トンネル火災試験から得た縦方向CO分布についての実験データを示している。また,火災動力学シミュレータ(FDS)によりCFDシミュレーションを行っている。トンネルに沿ったCO濃度の縦方向形状は関数Cx/C0=1/(1+bx)となり,また,煙温度の分布形状との差は関数Cx/C0-ΔTx/ΔT0≒λ(1-e-kx)で増加することが分かった。トンネルに沿って,煙温度はCO濃度よりはるかに速く減少する。その縦方向形状の差は,縦方向換気速度が増加すると減少し,火災からの距離がはなれると増加し,漸近的に準定常値となる。bの値は,縦方向換気速度が増加すると減少し,これはより高い縦方向換気速度の下ではトンネルに沿ってCO濃度減少が相対的に遅いことを示している。また,その値は相対的に大きな火災については縦方向換気速度による影響がより小さいことを示している。縦方向換気速度の増加は,空気質量エントレインメントの促進につながり,したがって,CO濃度と煙温度との間における縦方向減少形状の差の低減となる。λの値は,縦方向換気速度の増加により減少し,逆数関数λ~1/(Φ+αu)にしたがう。縦方向換気速度ゼロにおけるその値は大きい火災についてはより大きいが,小さい火災より縦方向換気速度の増加とともにより速く減少する。フルスケール実験データ及びCFDシミュレーション結果はいずれも理論解析及び式とよく一致する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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トンネルの保守と付帯設備,その他 

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