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J-GLOBAL ID:201002242486744045   整理番号:10A0965668

初晶α相含有Ti-10V-2Fe-3Al合金の変形誘起ミクロ組織微細化

Deformation-induced microstructure refinement in primary α phase-containing Ti-10V-2Fe-3Al alloy
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資料名:
巻: 527  号: 27-28  ページ: 7225-7234  発行年: 2010年10月25日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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種々の歪下で冷間鍛造されたTi-10V-2Fe-3Al合金の初晶α相のミクロ組織進展を研究した。実験結果から,歪が0.1においても応力誘起α′′マルテンサイトがβマトリックス内に大量に生成し,α′′/βラメラとなることが示された。歪が0.35に増大するに従って,剪断バンドが発生し,α′′/βラメラを横断して成長した。歪が1.2に増大すると,剪断バンドの体積比が著しく増大して結晶粒がほとんど剪断バンドに占められた。興味深いことに,剪断バンド内にナノ結晶を観察した。歪範囲0.1~0.35の範囲では,初晶α相において滑りが常に優先塑性変形モードであり,転位は高密度まで蓄積した。歪が1.2までは,転位密度がさらに増大し,α/β界面は明確でなくなった。しかし,α相内に結晶粒微細化は観察されなかった。βマトリックス内のミクロ組織微細化の原因は,応力誘起α′′マルテンサイト変態が剪断バンドの発生,厚化,及び合体を発起ことであると考える。マルテンサイト相変態と組み合った塑性変形は,ナノ結晶材料を生じさせる技術として有効であると思う。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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変態組織,加工組織 
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