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J-GLOBAL ID：201002242539742120   整理番号：10A0173861

セレウス菌の超休眠胞子の生成,発芽性質及び安定性

The preparation, germination properties and stability of superdormant spores of Bacillus cereus

著者 (2件)： GHOSH S. (Univ. Connecticut Health Center, CT, USA) ,  SETLOW P. (Univ. Connecticut Health Center, CT, USA)
資料名： Journal of Applied Microbiology  (Journal of Applied Microbiology)
巻： 108  号： 2  ページ： 582-590  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： A0635A  ISSN： 1364-5072  CODEN： JAMIFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 一部のグラム陽性菌種,特に桿菌属及びClostridium種の胞子は食品汚染及び食品系疾病の主要起源である。この研究において,超休眠胞子セレウス菌は食品安全の脅威であることから,超休眠胞子の生成,発芽及び安定性を試験した。また,超休眠枯草菌胞子に加えて超休眠セレウス菌胞子の長期安定性を様々な条件下で評価した。セレウス菌胞子の発芽性質に加えて超休眠レベルに影響する因子(Ca-DPA,ドデシルアミン,L-Ala及びイノシン)は,超休眠巨大菌及び枯草菌胞子のそれに類似することを見い出した。熱活性化及び高い発芽因子濃度は全3種の超休眠胞子の生成を低下した。また,4°Cで貯蔵した超休眠胞子は発芽能を緩慢に回復したが,この速度は-20°C及び-80°C貯蔵で顕著に遅延した。これらの結果から,桿菌属胞子の休眠に関与する共通メカニズムの存在を示唆した。

シソーラス用語： *セレウス菌 ,  枯草菌 ,  巨大菌 ,  グラム陽性菌 ,  種差 ,  相同性 ,  *胞子 ,  休眠 ,  発芽 ,  *食品汚染 ,  微生物汚染 ,  安全性 ,  食品衛生 ,  リボヌクレオシド ,  経時変化 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第一アミン ,  プリンヌクレオシド
準シソーラス用語： *休眠胞子 ,  食品安全

分類 (2件)： 分化,増殖,成長,生殖  (EG03055B) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

物質索引 (3件)： L-アラニン ,  イノシン ,  ドデシルアミン

タイトルに関連する用語 (5件)： セレウス菌 ,  休眠胞子 ,  発芽 ,  性質 ,  安定性