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J-GLOBAL ID：201002242540661380   整理番号：10A0621450

ローマ時代のこての金属組織観察結果

Results of Metallographic Analyses of Roman Trowels

著者 (2件)： PRESSLINGER Hubert ,  RUPRECHTSBERGER Erwin Maria
資料名： Berg- und Huettenmaennische Monatshefte  (Berg- und Huettenmaennische Monatshefte)
巻： 155  号： 5  ページ： 235-236,237-238  発行年： 2010年 
JST資料番号： B0063A  ISSN： 0005-8912  CODEN： BHMMAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オーストリア (AUT)  言語： ドイツ語 (DE)

抄録/ポイント： リンツ市のローマ時代の遺跡から発掘した鋼製こてをリンツ博物館の考古学者が金属組織学的に観察して,鋼材の品質及び当時の鍛冶屋の職人技を調査した結果を報告した。遺物より採取した試料をSn-Bi合金中に埋設して,光学顕微鏡による組織観察及びEPMAによる組成分析を行なった。金属組織にはフェライト,パーライト及びセメンタイトの外に鍛造時のスラグが介在物として認められた。鍛造時には酸化防止のために石英砂が使用された。鍛造は複数の職人によって行われていた。

シソーラス用語： 遺跡 ,  左官工事 ,  手工具 ,  フェライト組織 ,  パーライト ,  セメンタイト ,  *金属組織 ,  *考古学 ,  *鍛造 ,  自由鍛造 ,  熱間鍛造 ,  電子プローブX線分析 ,  光学顕微鏡 ,  変形組織 ,  スラグ ,  非金属介在物 ,  ドイツ連邦共和国
準シソーラス用語： こて

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： ローマ ,  こて ,  金属組織 ,  観察