抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米国では,近年精度の高い多種多様な地理・地学情報が電子公開されている。そうした,電子的な地理・地球科学的情報のうちで,本論で,筆者は,その一例として米国地質調査所(USGS)公開の高温熱水系シミュレータHYDROTHERM INTERACTIVE(v.3.1)の紹介し,その利用方法を探求したものである。こうした電子情報の利活用によって,比較的容易に種々な方法による地熱資源の評価が可能であることを示した。さらに,汎用的な熱水系数値シミュレーションによる処理を組み合わせることによって,より高精度で信頼性の高い広域的~局地的な地熱資源評価~貯留層評価が継承発展的になる可能性が期待される。この場合,これら各種のデータを利活用するためには,データの規格化・標準化・共通化した階層メッシュ形式の構築が必要であるが,パソコンの低廉化・高性能化にともなって急速にこうした状況が改善されつつある。