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J-GLOBAL ID:201002242563785892   整理番号:10A0858179

タンデム質量分析によってポルフィリン症を検出するためのヘム生合成中のδ-アミノレブリン酸デヒドラターゼの直接分析

Direct Assay of δ-Aminolevulinic Acid Dehydratase in Heme Biosynthesis for the Detection of Porphyrias by Tandem Mass Spectrometry
著者 (4件):
資料名:
巻: 82  号: 15  ページ: 6730-6736  発行年: 2010年08月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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チトクローム酵素,ヘモグロビンなどのヘムベース蛋白質はヒトの生命に重要であり,これらの蛋白質の中心分子,ヘムは8段階の酵素支援経路で生合成される。著者らはこれまでこれらの生合成に用いられるヒト試料中の酵素活性レベルを試験するためのタンデム質量分析による手法の開発について研究してきたが,本研究ではその一環として,δ-アミノレブリン酸をポルフォビリノーゲンに変換する酵素,ヒトδ-アミノレブリン酸デヒドラターゼのアッセイを提案した。このアッセイは天然基質δ-アミノレブリン酸を用いた赤血球溶解物の培養,ブチルアミドへのポルフォビリノーゲンの定量的なin situ変換,質量分析に適した溶媒への液液抽出からなるもので,重水素標識化内部標準物質を用いたエレクトロスプレイイオン化タンデム質量分析によってブチリル化ポルフォビリノーゲンを定量した。ヒト個体の無作為抽出試料についての平均酵素活性度は277μmol/l赤血球溶解物/時間であった。このタンデム質量分析アッセイは赤血球中のδ-アミノレブリン酸デヒドラターゼを定量するための効果的な方法であり,これによって酵素欠乏を容易に検出することができた。ここに開発したアッセイが臨床研究でのタンデム質量分析計の有効性を高めるとともにポルフィリン症診断法に寄与するものと考察した。
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分類 (3件):
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酵素一般  ,  質量分析  ,  代謝異常・栄養性疾患の診断 
タイトルに関連する用語 (5件):
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