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J-GLOBAL ID：201002242568052931   整理番号：10A1339940

ナノ結晶性の準安定正方晶ジルコニアへのリン酸塩と硫酸塩の相安定化効果

Phase stabilizing effects of phosphates and sulfates on nanocrystalline metastable tetragonal zirconia

著者 (4件)： SKOVGAARD M. (DentoFit A/S, Roskilde, DNK) ,  SKOVGAARD M. (Technical Univ. Denmark, Roskilde, DNK) ,  ALMDAL K. (Technical Univ. Denmark, Roskilde, DNK) ,  VAN LELIEVELD A. (DentoFit A/S, Roskilde, DNK)
資料名： Journal of Materials Science  (Journal of Materials Science)
巻： 45  号： 22  ページ： 6271-6274  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： B0722A  ISSN： 0022-2461  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リン酸塩と硫酸塩による正方晶ジルコニアの相安定化への影響を調べた。オキシ塩化ジルコニウムから多孔質のナノ結晶性正方晶ZrO₂粉末(比表面積150m²/g)を作製し,リン酸又は濃硫酸を含むメタノール中で2.5h攪拌して表面改質した。XPSから試料中のPとS量は~5at%と~4at%で,SO₄^2-とPO₄^3-は表面にイオン結合して安定化する。ZrO₂は湿度に敏感で,容易に正方晶から単斜晶に相転移し,単斜晶の体積分率は~0.68となり,水を滴下すると更に0.84へ増加した。リン酸塩と硫酸塩で処理したZrO₂は縮合反応等による水で単斜晶の体積分率は0.5であるが,水を滴下しても変化しない。

シソーラス用語： *ナノ結晶 ,  *正方晶系 ,  *酸化ジルコニウム ,  *リン酸塩 ,  *硫酸塩 ,  *相安定性 ,  ジルコニウム化合物 ,  塩化物 ,  酸素化合物 ,  多孔質体 ,  粉体 ,  比表面積 ,  リン酸 ,  硫酸 ,  表面改質 ,  イオン結合
準シソーラス用語： オキシ塩化ジルコニウム ,  ジルコニア ,  *準安定性 ,  粉末

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (5件)： ナノ結晶 ,  正方晶ジルコニア ,  リン酸塩 ,  硫酸塩 ,  安定化効果