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J-GLOBAL ID：201002242580614988   整理番号：10A0363826

最適化ファージ増幅アッセイによる熱処理後のMycobacterium avium subsp.paratuberculosis細胞の生存性の迅速評価

Rapid Assessment of the Viability of Mycobacterium avium subsp. paratuberculosis Cells after Heat Treatment, Using an Optimized Phage Amplification Assay

著者 (3件)： FODDAI Antonio (Queen’s Univ. Belfast, Belfast, GBR) ,  ELLIOTT Christopher T. (Queen’s Univ. Belfast, Belfast, GBR) ,  GRANT Irene R. (Queen’s Univ. Belfast, Belfast, GBR)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 76  号： 6  ページ： 1777-1782  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加熱殺菌牛乳中の増殖速度の遅いM.avium subsp.paratuberculosis(I)の迅速検出が可能なD29マイコバクテリオファージを用いたアッセイ法を開発した。ミルク中にマイコバクテリウムを10⁶~10⁷CFU/ml添加し,63°C(3,6,9min),68°C(20,40,60s),72°C(5,10,15,25s)処理し生存菌数を通常培養法(CFU/ml)とファージ増幅アッセイ法(PFU/ml)で測定して比較した。PFU/mlとCFU/mlとは高い相関を示し,加熱処理の場合r²=0.971,未処理の場合r²=0.943)と算定された。10⁶~10⁷CFUでは加熱による減少は5.2~6.6-log₁₀であり完全な不活性化には至らなかった。通常培養法では判定に6週間かかるが,ファージ増幅法では48hで生存菌数の測定が可能であった。

シソーラス用語： *Mycobacterium avium ,  *低温殺菌 ,  菌数計測 ,  *牛乳 ,  バクテリオファージ ,  PCR法 ,  食品検査 ,  生存率
準シソーラス用語： D29ファージ

分類 (2件)： 微生物検査法  (EG02020G) ,  原乳の品質と処理  (FJ12022D)

タイトルに関連する用語 (9件)： 最適化 ,  ファージ ,  増幅 ,  アッセイ ,  熱処理 ,  Mycobacterium ,  細胞 ,  生存 ,  迅速評価