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J-GLOBAL ID：201002242588976919   整理番号：10A0684130

ゼブラフィッシュ初期胚発生の間の被膜層グリカンの可視化

Visualizing enveloping layer glycans during zebrafish early embryogenesis

著者 (6件)： BASKIN Jeremy M. (Univ. California, CA) ,  DEHNERT Karen W. (Univ. California, CA) ,  LAUGHLIN Scott T. (Univ. California, CA) ,  AMACHER Sharon L. (Univ. California, CA) ,  BERTOZZI Carolyn R. (Univ. California, CA) ,  BERTOZZI Carolyn R. (Lawrence Berkeley National Lab., CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 23  ページ： 10360-10365  発行年： 2010年06月08日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 発生中のゼブラフィッシュの全ての細胞表面は,グリカンで包まれている。以前,グリカンをin vivoで標識する2段階化学戦略を開発した。この方法では,受精後24時間以内の胚では標識されたグリカンを検出できなかった。ここでは,アジド糖微量注入による受精後7時間からのゼブラフィッシュ胚被膜層の細胞表面グリカンの画像化を報告する。1細胞期にN-アジドアセチルガラクトサミン(GalNAz)を胚に注射し,受精後9時間に二フッ化シクロオクチン(DIFO)-488処理し,さらに2または12時間後DIFO-555処理をする二色時間分解標識によりO-グリカン輸送の可視化を可能にした。さらに,非代謝的アプローチによりシアル酸付加されたグリカンの画像化を可能にし,これらの独立した標的化戦略を用いて,O-グリカンとシアル酸付加されたグリカンを同時に可視化した。微速度および多色画像化実験から,原腸形成および体節形成期の間に,被膜層のO-グリカンとシアル酸付加されたグリカンとの間の違いが強調された。さらに,有糸分裂の間に,細胞表面グリカンの急速かつ劇的な再組織化を明らかにした。

シソーラス用語： ゼブラフィッシュ ,  胚発生 ,  *グリコシド ,  多糖類 ,  アジド糖 ,  細胞分裂 ,  シクロアルキン
準シソーラス用語： *グリカン ,  O-グリカン

分類 (1件)： 発生と分化  (EJ16020W)

物質索引 (1件)： シクロオクチン

タイトルに関連する用語 (5件)： ゼブラフィッシュ ,  初期胚発生 ,  被膜層 ,  グリカン ,  可視化