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J-GLOBAL ID：201002242617410709   整理番号：10A0388241

紙工業廃棄物質からの吸着剤によるマラカイトグリーンの除去 熱分析

Removal of malachite green by adsorbents from paper industry waste materials: Thermal analysis

著者 (4件)： MENDEZ Ana (Universidad Politecnica de Madrid, Madrid, ESP) ,  BARRIGA Sandra (Universidad Politecnica de Madrid, Madrid, ESP) ,  SAA Antonio (Universidad Politecnica de Madrid, Madrid, ESP) ,  GASCO Gabriel (Universidad Politecnica de Madrid, Madrid, ESP)
資料名： Journal of Thermal Analysis and Calorimetry  (Journal of Thermal Analysis and Calorimetry)
巻： 99  号： 3  ページ： 993-998  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： H0095C  ISSN： 1388-6150  CODEN： JTHEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二種類の紙工業廃棄物質の熱分解で得られた吸着剤を用いて,水中のマラカイトグリーンを除去する方法を開発した。ひとつは,紙圧縮工業における脱インク紙スラッジであり,もうひとつは,バージンパルプミルから得られる有機スラッジである。マラカイトグリーンを除去した後の吸着剤について,熱重量分析,示差熱重量分析,示差熱分析により分析した。その結果紙ミルの廃棄物の熱分解から得られた吸着剤の方が多くのマラカイトグリーンの除去が可能であった。吸着は,LangmuirとFreundlinch当てはめを行い,前者の吸着剤の方が吸着容量は大きく,後者の方が吸着親和性が高いことがわかった。マラカイトグリーンの熱分解は,吸着剤が存在すると大きく影響を受けることもわかった。

シソーラス用語： *吸着剤 ,  製紙工業 ,  産業廃棄物 ,  *スラッジ ,  *塩基性染料 ,  熱分解 ,  熱重量分析 ,  示差熱重量分析 ,  示差熱分析 ,  吸着等温式 ,  *吸着平衡 ,  容量 ,  芳香族アミン ,  ポリエン ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  エノン ,  脂環式ケトン ,  第三アミン ,  汚泥
準シソーラス用語： *製紙スラッジ ,  吸着容量

分類 (2件)： 有機物質の化学分析一般  (CC07031D) ,  固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (1件)： マラカイトグリーン

タイトルに関連する用語 (5件)： 紙工業 ,  廃棄物質 ,  吸着剤 ,  マラカイトグリーン ,  熱分析