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J-GLOBAL ID:201002242621418048   整理番号:10A0536261

冬期グレード市販のガソリン燃料から(SI/HCCI)エンジンから発生する気相及びパティキュレート-結合PAHs

Vapour-phase and particulate-bound PAHs profile generated by a (SI/HCCI) engine from a winter grade commercial gasoline fuel
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 2019-2025  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: C0023A  ISSN: 0016-2361  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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火花点火(SI)及び予混合圧縮点火(HCCI)モードで作動するV6ガソリンエンジンによって発生する気相及びパティキュレート-結合芳香族炭化水素類,PAHsを収集し,分析した。すべてのデータを,定常状態,各種のエンジン出力レベル(低及び中位負荷及び中位速度)における完全暖機作動,及び二種類のエンジン作動モード(SI及びHCCI)において求めた。本研究で使用した燃料は,冬期グレード市販のガソリン燃料である。気相排気ガスは,PAHsを捕獲するためのXAD-2樹脂含有ステンレススチールを通過した。PAHsを超音波バスにおいてジクロロメタンによって樹脂から抽出し,得られた抽出物をGC-MSによって定性的及び定量的に分析した。低負荷において作動したHCCIモードから観察された気相PAHs化合物はナフタレン,アセナフチレン及びアセナフテンのみであったが,低負荷におけるSIモードからのPAHsはナフタレン,アセナフチレン,アセナフテン,フルオレン,アントラセン,フェナントレン,フルオランテン及びピレンであった。パティキュレートへ結合したPAHsを濾紙と希釈トンネルの複合体を用いて捕獲した。捕獲したパティキュレートの可溶性有機フラクション(SOF)を,超音波溶出に支援によって不溶性フラクション(ISF)から分離し,GC-MS法によって分析した。HCCIモードにおいて特定の作動条件下で検出された最も多量のPAHsはベンゾ[a]アントラセンであり,その後にクリセン,ピレン,ベンゾ[b]アントラセンへと続いた。同一作動条件下においてSIモードにおいて,検出された最多量のPAHはベンゾ[a]アントラセンであり,その後にピレン,ベンゾ[b]アントラセン,クリセンと続いた。いくつかの熱分解合成PAHの生成に対する考えられる機構を論じた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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燃焼一般  ,  内燃機関一般  ,  有害ガス調査測定 
物質索引 (11件):
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