文献
J-GLOBAL ID:201002242636934522   整理番号:10A0609138

原子層堆積によって合成したメタノール分解用パラジウム触媒

Palladium Catalysts Synthesized by Atomic Layer Deposition for Methanol Decomposition
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号: 10  ページ: 3133-3142  発行年: 2010年05月25日 
JST資料番号: T0893A  ISSN: 0897-4756  CODEN: CMATEX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
原子層堆積(ALD)は陽極酸化アルミニウム膜のような広い表面積を有する基板上に精密共形薄膜を製膜する有効技術として出現した。ALD過程において,製膜サイクルをもたらすため,各々が先のパルス間に発生した表面官能基と反応するように二種類の気体前駆体を交互にパルス化した。Pd(II)ヘキサフルオロアセチルアセトナート(Pd(hfac)2)とホルマリンへの逐次曝露を用い,種々のALD金属酸化物薄膜上に200°CでALDパラジウム薄膜を析出した。平面基板上で行ったその場石英結晶微量天秤測定と同様にex situ測定はPd成長が比較的緩速核形成過程で開始し,適切量のPdが表面上に一旦堆積すると加速することを示した。更に,Pd核形成はALD Al2O3表面に比較してALD ZnO表面上で速い。ALD ZnOとAl2O3被覆メソポーラスシリカゲル上に高分散均一Pdナノ粒子(直径1~2nm)を合成するためALDを利用し,メタノール分解反応においてこれらの試料の触媒性能を比較した。ALD Pd-Al2O2は比較的低温で高触媒活性と水素選択性を示し,一方,ALD Pd-ZnOは低触媒活性と同様に迅速失活を示した。その場拡張X線吸収微細構造(EXAFS)測定はZnO担持Pdがメタノール分解反応間に基板中に溶解し,それがその触媒活性の漸進的消失を説明した。Pd-ZnO触媒の頭頂に一サイクのALD Al2O3を適用することによって,活性は増強され,触媒失活は軽減した。このAl2O3保護膜法はPd-ZnOを安定化し,ZnO基板へのPd溶解を有効に防止した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
貴金属触媒 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る