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J-GLOBAL ID:201002242641085436   整理番号:10A0164411

バイノーラルおよびモノラルのリスニング環境における擬似スペクトルホールが音声明瞭度と方向性マスキング解除に与える影響

Effects of simulated spectral holes on speech intelligibility and spatial release from masking under binaural and monaural listening
著者 (4件):
資料名:
巻: 127  号:ページ: 977  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: C0249A  ISSN: 0001-4966  CODEN: JASMAN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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両側人工内耳(CI)使用者と聴覚健常者との聴取能力の違いをデッド領域あるいはスペクトルホールで説明できる可能性を検討した。実験ではCI処理を模擬するために20バンド雑音励起ボコーダを用い,スペクトルホールが語音聴取しきい値(SRT)と方向性マスキング解除(SRM)に与える影響を聴取困難条件下で調べた。CI処理に先立って頭部伝達関数を通し自由音場方向性キューを付加した刺激音をヘッドホンを用いて,バイノーラルおよびモノラル(右耳)条件で被験者に与えた。スペクトルホールについてはGreenwoodの周波数-位置関数を用いてサイズ(6,10mm)および基底膜上の位置(基底部,中間部,頂部)を変えて実験した。この実験結果中間周波数のスペクトルホールはSRTを最も大きく劣化させ高周波数スペクトルホールはSRM能力を最も大きく劣化させることがわかった。これらの結果はCI使用者におけるデッド領域測定は非常に重要であることを示している。このデッド領域に関する知識に基づいて両側CIプロセッサのプログラムをカスタマイズすることにより劣悪な聴取環境下での聴取能力を改善することは可能である。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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聴覚 

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