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J-GLOBAL ID:201002242653491308   整理番号:10A0875249

前立腺癌細胞の骨微小環境との相互作用を解析するためのモデルシステムとしての石灰化ヒト初代骨芽細胞マトリックス

Mineralized human primary osteoblast matrices as a model system to analyse interactions of prostate cancer cells with the bone microenvironment
著者 (9件):
資料名:
巻: 31  号: 31  ページ: 7928-7936  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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前立腺癌転移は癌細胞と骨ニッチ/微小環境間の相互作用に依存している。転移,発癌,特に前立腺癌/骨微小環境の相互作用を研究するための好適なマトリックスの生産は,特異的な蛋白質マトリックス,またはシグナル伝達経路を変化させ,遺伝子または受容体発現を改変するかもしれない形質転換プロセスを受けるかもしれない不死化細胞株により分泌されるマトリックスに限定されている。初代ヒト骨芽細胞により産生されるマトリックスがin vivo条件を模倣する骨転移研究のためのin vitroモデル系の開発の好適な手法であると仮定した。骨微小環境での前立腺癌機能のためのモデルとして初代ヒト骨芽細胞から分泌される無細胞マトリックスを使用した。このコラーゲンIに富むマトリックスが線維性の見かけで,高度石灰化され,オステオカルシン,オステオネクチンおよびオステポンチンのような蛋白質,および骨細胞外マトリックス(ECM)に特徴的な成長因子を含むことを明らかにした。本マトリックスで増殖したLNCaPおよびPC3細胞は強く接着し,増殖し,上皮表現型の消失と一致するマーカーを発現した。さらに,マトリックスでのこれらの細胞の増殖に,接着,移動と関連した遺伝子,侵襲能の増加,Ca2+シグナル伝達および骨溶解の誘導が付随した。まとめると,初代ヒト骨芽細胞により産生されるマトリックス上での前立腺癌細胞の増殖は,前立腺癌骨転移の鍵となる特徴を模倣し,そのため,本疾患での腫瘍/骨微小環境相互作用を研究するための好適なモデル系であることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 

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