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J-GLOBAL ID:201002242695008682   整理番号:10A0330898

アドリアマイシンの制御された放出に用いるポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)及びポリ(L-アラニン)をベースとした熱感受性ミセルの合成

Synthesis of thermosensitive micelles based on poly(N-isopropylacrylamide) and poly(l-alanine) for controlled release of adriamycin
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巻: 159  号: 1-3  ページ: 257-263  発行年: 2010年05月01日 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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種々の分子量を持つポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)-b-ポリ(L-アラニン)(PNIAAm-b-PAla)ブロック共重合体を合成した。ここで分子量は,PNIAAm-NH2とL-Ala-NCAの濃度比を調節することにより制御することができた。共重合体のより低い臨界溶液濃度(LCST)は,試料のPNIAAmのものよりも少し低かった。更に,ポリ(L-アラニン)ブロックの鎖長の増大に伴い,LCSTはよリ低い値へシフトした。生成物のFT-IR,DSC及びTEMによるによるキャラクタリゼーションは,両親媒性のPNIPAAm-b-PAlaブロック共重合体が球状芯-殻ミセル構造内への自己組織化が可能であることを示した。このミセルキャリアは,非常に狭い温度範囲(約4°C)内での可逆の相転移を示した。このドラッグデリバリーシステムは,良好な溶解及び親水性を示すのみならず,また生物分解性をも示した。アドリアマイシン(ADR)の医薬担体として,PNIPAAm-b-PAla及びADRは沈殿することなく容易に芯-殻ミセルを形成することができ,ADR放出時間を20h以上に延長した。それゆえ,PNIAAm-b-PAla共重合体は,ドラッグデリバリーの制御及び放出に用いる非常に優れた担体であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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製剤一般  ,  ミセル 

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