抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ブドウのルーツと岡山への導入を解説する。ブドウの起源をヨーロッパブドウから記述し,甲州ブドウの発生と普及,欧米からの新種の導入経緯を書く。岡山への外来品種の導入は明治10年以降で,明治22年に角南氏が「カトーバ」,「コンコード」を栽培して人気が高まり,大正に入って「キャンベル・アーリー」が植え付けられた。明治40年ころから「デラウェア」,「甲州三尺」が導入されたが,明治38年には岡山県下のブドウは22万本以上であった。黒崎村では大正5年に黒崎葡萄組合が組織され,高収益を上げて有名となった。黒崎ではその後も独立した出荷組合が作られるなど発展を遂げ,昭和12年には組合員397名,栽培面積は100haを超えた。