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J-GLOBAL ID:201002242734499648   整理番号:10A0845265

完新世における三重県,雲出川デルタの発達過程

Holocene evolution of the Kumozu River delta, Mie Prefecture, central Japan
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資料名:
巻: 49  号:ページ: 201-218  発行年: 2010年08月01日 
JST資料番号: G0071A  ISSN: 0418-2642  CODEN: DAYKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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三重県雲出川デルタ平野は伊勢湾に面する河川-波浪卓越型のデルタである。本研究では,ボーリングコアKM01,KM02より,雲出川デルタにおける沖積層の発達史を検討した。両コアの堆積相は,下位より最終氷期最盛期後の河成堆積物,エスチュアリー堆積物,プロデルタ堆積物,デルタフロント堆積物と現世の河成堆積物からなる。最大海氾濫面はエスチュアリー,デルタ性堆積物境界に位置し,その年代は約7cal kyr BPである。また本研究と既往研究に基づき,完新世を通じた雲出川デルタの前進モデルが得られた。最終氷期最盛期に形成された開析谷は,9cal kyr BPまで河成堆積物によって埋積され,9~7cal kyr BPにはエスチュアリーの環境へと変化した。最大海氾濫面の発達した7cal kyr BP頃には,現在の海岸線より約4km内陸にあるKM02地点にまで海岸線が到達し,約2km内陸のKM01地点ではデルタフロントを伴う雲出川デルタが形成された。雲出川デルタは6cal kyr BP頃までには開析谷をほぼ埋積して伊勢湾に直接面するようになり,6~4cal kyr BPと3~0cal kyr BPにはおもに北東方向に,4~3cal kyr BPには南東方向に舌状のデルタを前進させた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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第四紀  ,  自然地理学 
引用文献 (47件):
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