抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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農業生態系における生物多様性の保全と向上は,天敵群集やその餌となる生物群集の保全につながり,生態系サービスのひとつである天敵による自然制御を高めると期待されている。しかし,化学的防除中心の慣行防除ほ場では,天敵が害虫管理に有用であるという認識を得る機会はない。本稿では,非選択的殺虫剤の頻繁な散布による天敵の排除や除草剤の散布による徹底した雑草管理による天敵の生息場所やリフュージの排除などが行われている慣行栽培ほ場で,天敵などの有用生物の多様性向上や害虫管理への生態系サービスの導入がどこまで可能かを,露地ナス栽培を例に検討する。(著者抄録)