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J-GLOBAL ID:201002242829487000   整理番号:10A1095771

Taxを介したNF-κB活性化に関与するカルレチクリン含有細胞質構造におけるHTLV Tax蛋白質のTAK1結合蛋白質2およびRelAとの結合

Association of HTLV Tax proteins with TAK1-binding protein 2 and RelA in calreticulin-containing cytoplasmic structures participates in Tax-mediated NF-κB activation
著者 (8件):
資料名:
巻: 408  号:ページ: 39-48  発行年: 2010年12月05日 
JST資料番号: H0793A  ISSN: 0042-6822  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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同様なゲノムおよび密接に関連したトランス活性化癌蛋白質を有するにもかかわらず,HTLV-1はHTLV-2よりも病原性が高い。HTLV-1のTax-1蛋白質およびHTLV-2のTax-2は共にNF-κB経路を活性化する。このシグナリング経路のTax-1脱制御に関与するメカニズムは十分に研究されているが,Tax-2による制御に関してはほとんどかわっていない。筆者らはTax-1およびTax-2の2つの重要なNF-κBシグナリング因子,即ちTAK1キナーゼの活性化に関与するアダプターであるTAK1-結合蛋白質2(TAB2)および正準のRelA/p50 NF-κB転写因子の活性サブユニットであるRelAとの相互作用を比較した。Tax-2はRelAおよびTAB2両者と安定した複合体を形成した。これら2つのNF-κB因子は点状細胞質構造にTax蛋白質と共存し,多過程のカルシウム緩衝シャペロンであるカルレチクリンに標的とされていた。RelAおよび/あるいはTAB2との共発現によりTaxを介したNF-κB活性化が顕著に上昇した。これらの結果はNF-κB経路の脱制御におけるRelA,TAB2およびTaxの役割への新たな知見である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ウイルスの生化学  ,  遺伝子発現 

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