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J-GLOBAL ID:201002242869457228   整理番号:10A0660616

持続可能なバイオエタノール生産のためのエネルギー作物 どれを,どこで,いかにして?

Energy Crops for Sustainable Bioethanol Production; Which, Where and How?
著者 (2件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 221-234 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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バイオエタノールは地球温暖化の対策として,またガソリンの代替エネルギーとして注目を集めている。その一方でバイオエタノール生産と穀物価格の同期上昇が原因で食料-燃料競合が公共的な問題となった。問題は客観的に見て真の背景は有限資源(農地と水)の配分の変化であることを認識する必要がある。本稿は持続可能なバイオエタノール生産システムを構築するためにエネルギー作物のどれを,どこで,どのように栽培するかを考察する。農作物,地域及び耕作法の幾つかの組合せをバイオエタノール生産システムの調査結果として提案する。熱帯と亜熱帯地域において,サトウキビは農業及び/又は未利用の有利な土地で育成が可能である。他の地域においてはセルロース系エネルギー作物が重金属及び若干の有害無機物のような無機汚染物質で汚染された土地を含む放棄地や限界耕作地で栽培できる。日本及び他のアジア諸国ではイネが未利用の低地水田でエネルギー作物として栽培できる可能性がある。栽培法に関して省エネルギーはエネルギー効率に関係なくバイオエタノール生産システムに有益である。一方,利用可能な土地が有限であるときに効率的なエネルギー投入はより高いエネルギー効率を伴うシステムで考慮する必要がある。限界条件下でより高いバイオマス生産性とストレス耐性を示す新しいエネルギー作物と品種の調査と開発は,エネルギー作物生産が将来において限界地域に殆どが制限されるために持続可能なバイオエタノール生産にとって必要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生物燃料及び廃棄物燃料  ,  作物栽培一般 
引用文献 (79件):
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