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J-GLOBAL ID：201002242914001036   整理番号：10A1058066

ポリエチレンイミンベース磁性酸化鉄ベクター 細胞エントリー機構,細胞内局在化及び細胞生存率に及ぼすベクター成分集合化の影響

Polyethylenimine Based Magnetic Iron-Oxide Vector: The Effect of Vector Component Assembly on Cellular Entry Mechanism, Intracellular Localization, and Cellular Viability

著者 (4件)： ARSIANTI Maria (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  LIM May (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  MARQUIS Christopher P (Univ. New South Wales, NSW, AUS) ,  AMAL Rose (Univ. New South Wales, NSW, AUS)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 11  号： 9  ページ： 2521-2531  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリエチレンイミン(PEI)ベース磁性酸化鉄ナノ粒子(MNP)ベクターによるBHK-21細胞へのプラスミドDNA(pDNA)導入を検討した。4種の異なるベクター配置についてMNP,PEI及びpDNAの混合順序を変えて系統的に研究した。異なるベクター成分配置から成る全MNPベクターが同一のクラスリンエンドサイトーシス機構により細胞取込された。pDNAがMNPベクターの外層に配置されるとき,ベクターはリソソーム中に局在化した。逆に,PEIがpDNAを包含したMNPベクターの表面に配置されるとき,ベクターの細胞核中への局在化が観察された。BHK21細胞の生存性試験の結果はpDNAがMNPベクターの外層に配置されるとき,最高ベクター負荷量の場合以外はごくわずかな毒性が観測された。一方,MNPベクター表面へのPEIの付着は著しい細胞生存率の減少を引起した。その高細胞毒性はPEIによるリソソームベシクル破裂に起因した。

シソーラス用語： *ベクター ,  *ポリエチレンイミン ,  *ナノ粒子 ,  酸化鉄 ,  *DNA【核酸】 ,  遺伝子導入 ,  取込 ,  エンドサイトーシス ,  細胞内分布 ,  生存率 ,  培養細胞 ,  細胞核 ,  高分子電解質 ,  リソソーム ,  クラスリン ,  ナノ複合材料
準シソーラス用語： BHK-21細胞 ,  *プラスミドDNA ,  遺伝子デリバリー ,  高分子ナノ複合材料 ,  細胞生存率 ,  細胞内局在 ,  *磁性ナノ粒子 ,  *非ウイルスベクター

分類 (3件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  高分子固体のその他の性質  (CG02025L) ,  酸化物結晶の磁性  (BM06050E)

タイトルに関連する用語 (9件)： ポリエチレンイミン ,  磁性 ,  酸化鉄 ,  ベクター ,  細胞 ,  エントリー ,  細胞内局在 ,  細胞生存率 ,  集合化