文献
J-GLOBAL ID:201002242932994018   整理番号:10A0703156

重合体濡れ性にもとづく水-空気および重合体-水界面における混合表面層中の陽イオン界面活性剤および短鎖アルコールの挙動 I 水-空気界面における吸着

Behavior of cationic surfactants and short chain alcohols in mixed surface layers at water-air and polymer-water interfaces with regard to polymer wettability. I. Adsorption at water-air interface
著者 (2件):
資料名:
巻: 349  号:ページ: 374-383  発行年: 2010年09月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
セチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)とメタノールおよびエタノールなどの短鎖アルコールとのならびに1-ヘキサデシルピリジニウムブロミド(CPyB)と同じアルコール類との混合物の水溶液の表面張力を293Kで測定した。水溶液中のCTABおよびCPyBの濃度は10-5から10-3Mの範囲,メタノールおよびエタノールはそれぞれ0から21.1Mおよび0から11.97Mの範囲であった。さらに,陽イオン界面活性剤と0から6.67Mの濃度範囲のプロパノールとの水溶液混合物の表面張力も考慮した。得られた表面張力の等温線をSzyszkowskiおよびConnors方程式から計算したものと比較し,方程式中の定数を最小二乗法によって求めた。定数は界面活性剤およびアルコールの種類に依存するようであった。表面張力の実験等温線と理論等温式とを比較し,SzyszkowskiおよびConnors方程式によって一次近似として陽イオン界面活性剤の水溶液の表面張力と短鎖アルコール混合物との関係をバルク相中のアルコールモル分率の関数として記述することができた。さらに,混合単分子層中の陽イオン界面活性剤およびアルコールのモル面積を求めることができればそれぞれ一定の陽イオン界面活性剤濃度でのCTABおよびCPyB水溶液の表面張力のアルコール混合物による変化をFainermanおよびMiller式によって予測することができた。表面張力等温式によって水-空気界面の陽イオン界面活性剤およびアルコールのGibbs表面過剰濃度を求め,アルコールの場合の濃度過剰をGuggenheim-Adam表面過剰濃度について再計算した。Guggenheim-Adam表面過剰濃度を利用して混合表面単分子層中のアルコールの実濃度を求めた。陽イオン界面活性剤の実濃度をGibbs表面過剰濃度と等しいと仮定した。表面層の組成の決定のために表面層の適切な厚さを仮定した。種々の方向で求めた水-空気界面の陽イオン界面活性剤およびアルコール吸着の標準自由エネルギーによって表面混合単分子層の組成を考察した。LangmuirならびにAronsonおよびRosen式から求めた「純」陽イオン界面活性剤吸着の標準自由エネルギーをCp20,陽イオン界面活性剤尾部の表面張力および尾部-水界面張力から推定したものと比較した。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
液-気界面  ,  脂肪族アミン・イミン・第四アンモニウム・インモニウム  ,  ピリジン 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る