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J-GLOBAL ID:201002242952395749   整理番号:10A0582517

モルタル類の生物学的劣化を防止するための代替製品としてのアナターゼ:評価及び他の殺生剤との比較

Anatase as an alternative application for preventing biodeterioration of mortars: Evaluation and comparison with other biocides
著者 (8件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 388-396  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: E0518A  ISSN: 0964-8305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,モルタル類の生物学的劣化を防止するために,種々の処理法(アナターゼ及び2種類の在来殺生剤であるビオチン TとAnios)を比較することである。実験室内でモルタルスラブ面にも,また,in situでPalacio Nacional da Pena(ポルトガル国Sintra)の壁面にも,上記の処理法を両方に適用した。皮膜として,またはモルタル中への混合によって,アナターゼ(純粋及びFe3+添加)で処理したモルタルスラブを準備して,種々の方法論によって,スラブの表面特性を調べた。モルタルに藍藻類と緑藻類を接種し,4か月間培養して,抽出法及び蛍光発光法によりクロロフィル含量を定量した。比較のために,未処理のモルタルスラブに接種,培養して,最後に殺生剤で処理した。2週間後にそれぞれのクロロフィル含量を定量した。また,三製品の水溶液を直接施用することにより,生物で覆われたPalacio Nacional da Penaの二つの外壁でin situ調査も行い,CIELAB法を用いて分光光度法により処理の効率を監視した。顕微鏡での直接観察により地衣類と他の光合成微生物を,16S及び18SリボソームRNA遺伝子を標的にしたDNAに基づく分子分析により,藍藻類,緑色微小藻類,細菌類及び菌類を同定した。その結果は,生物学的劣化を防止するためには,モルタルスラブでも,in situ調査でも,アナターゼの方が試験した2種類の在来殺生剤よりも良い薬剤であることを示している。実際に,処理を施した2週後にPalaccio Nacional da Penaの二つの外壁で実施した写真と比色の記録が,アナターゼを使用した場所から地衣類及び他の光合成微生物が消失したことを示していた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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