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J-GLOBAL ID:201002243003430823   整理番号:10A0673362

第16回世界ITS会議に参加して

著者 (2件):
資料名:
号: 685  ページ: 58-61  発行年: 2010年06月10日 
JST資料番号: G0057A  ISSN: 1881-0497  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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世界ITS会議は,ITS(Inteligent Transport System:高度道路情報交通システム)関係の研究者,企業,行政の関係者の活動成果を発表する目的で毎年開催されている。本稿は,第16回ITS会議の参加報告である。本会議は,スウェーデンが主催国となり,ストックホルムにて,2009年9月に,参加人数8512名,参加国64カ国で開催された。会議テーマは,”ITS in Daily Life”(日常生活におけるITS)であった。会議は,プレナリーセッションおよびラウンドテーブル・ディスカッション,研究発表,展示がなされた。開会式後のプレナリーセッションおよびラウンドテーブル・ディスカッションでは,スウェーデン産業エネルギー情報通信省,欧州委員会,米国ミシガン州,日本の警察庁,エリクソン社,トヨタ自動車の代表者が登壇し,ITSの効果・意義について議論され,その中で,スウェーデンからは,燃料消費の抑制,環境への配慮が強調され,アメリカからは,安全性向上を優先しているとの発表があった。研究発表は,Executive Session(全14セッション),Special Session(全18セッション),Technical Session(全118セッション),Interactive Session(全36セッション)が設けられていた。展示は,236団体が参加し,各国のITSの取り組み紹介,自動車メーカー等の情報端末の展示がなされた。会議を通して,今後のITS技術の開発等の方向の重要項目として,1)徒歩,公共機関,マイカー,船舶,航空機などのあらゆる移動手段に対応できるシームレスなITS技術・機器の開発,2)環境負荷軽減に資する技術開発とそれの効果の評価に関する研究,3)ITS機器の小型化及び低コスト化,4)クラウドコンピューティングなどのインターネット技術のさらなる活用が重要性を増していることを報告した。
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分類 (1件):
分類
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道路輸送・サービス一般 
引用文献 (2件):
  • Sami Koskinen: DETERMINATION OF TYRE-ROAD FRICTION USING SENSOR DATA FUSION, 16th ITS world congress, 2009.
  • Douglas Rodger: Multiple Uses of Traffic Data: The Scottish Roads Traffic Database, 16th ITS world congress, 2009.
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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