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J-GLOBAL ID：201002243004249120   整理番号：10A0109412

Thermomyces lanuginosusのリパーゼ 産業用生体触媒としての利用と可能性

Lipase from Thermomyces lanuginosus: Uses and prospects as an industrial biocatalyst

著者 (1件)： FERNANDEZ-LAFUENTE Roberto (Departamento de Biocatalisis, Instituto de Catalisis-CSIC, Campus UAM, Cantoblanco, 28049 Madrid, ESP)
資料名： Journal of Molecular Catalysis B: Enzymatic  (Journal of Molecular Catalysis B: Enzymatic)
巻： 62  号： 3-4  ページ： 197-212  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： W0664A  ISSN： 1381-1177  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Thermomyces lanuginosus(Hemicola laguginosa)のリパーゼ(TLL)は好塩基性かつ極めて熱安定性の酵素で,可溶型および固定化型の両方で市販されている。この酵素の応用については,初めは食品産業がその対象であったが,バイオディーゼルからファインケミカル(主にエナンチオおよび位置特異的あるいは特異的プロセス)までの多くの異なる産業分野において応用性が認められてきている。本総説では,この興味深い酵素の利用のいくつかの最も関連する状況について示すことを目的とする。TLLの特性を確認した後,最も効率的なTLLの固定化法のいくつかについてコメントする。最後に,TLLの主要な利用について,脂肪と油の修飾,バイオディーゼルの生産,ラセミ混合物の分解,プロキラルエステルのエナンチオ選択的な加水分解および糖標品を含む位置特異的プロセスに特に重点を置きながら,見直しを行う。多くの事例においてTTLを他のリパーゼと比較し,TTLの有利な点と不利な点について考察する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 不完全糸状菌類 ,  *リパーゼ ,  *バイオ触媒 ,  固定化酵素 ,  ディーゼル燃料 ,  ファインケミカルズ ,  光学異性 ,  選択性 ,  炭水化物 ,  ラセミ体 ,  バイオディーゼル燃料
準シソーラス用語： Thermomyces lanuginosus ,  バイオディーゼル ,  位置特異性

分類 (2件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  微生物の生化学  (EG03020N)

タイトルに関連する用語 (5件)： Thermomyces ,  リパーゼ ,  産業 ,  生体触媒 ,  可能性