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J-GLOBAL ID：201002243024011324   整理番号：10A0596534

PX-RICS-14-3-3ζ/θ複合体はダイニン・ダイナクチンとともにNカドヘリン-βカテニンと結合し小胞体からの輸送を仲介している

The PX-RICS-14-3-3ζ/θ Complex Couples N-cadherin-β-Catenin with Dynein-Dynactin to Mediate Its Export from the Endoplasmic Reticulum

著者 (8件)： NAKAMURA Tsutomu (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  HAYASHI Tomoatsu (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  MIMORI-KIYOSUE Yuko (RIKEN Center for Dev. Biology, Kobe) ,  SAKAUE Fumika (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  MATSUURA Ken (Univ. Tokyo, Tokyo) ,  IEMURA Shun-ichiro (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol., Tokyo, JPN) ,  NATSUME Toru (National Inst. Advanced Industrial Sci. and Technol., Tokyo, JPN) ,  AKIYAMA Tetsu (Univ. Tokyo, Tokyo)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 21  ページ： 16145-16154  発行年： 2010年05月21日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 小胞体(ER)から運び出されるカーゴ蛋白質には,通常ER輸送モチーフが存在するがカドヘリンにはそれがない。カドヘリンはβカテニンと複合体を形成し,ERから輸送されるがその際PX-RICS(Cdc42に対するβカテニン相互作用GTPアーゼ活性化蛋白質)が必要である。この機構の詳細を解析した。PX-RICSと結合する蛋白質をHEK293T細胞を用いて解析したところ,14-3-3ζ蛋白質および14-3-3θ蛋白質が同定された。PX-RICSあるいは14-3-3ζおよび14-3-3θ蛋白質のどちらかの遺伝子の発現を抑制すると細胞間質へのカドヘリンおよびβカテニンの分泌はなくなった。PX-RICSはダイニン・ダイナクチンとともに14-3-3ζ/θと大きな複合体を形成していることが明らかになった。

シソーラス用語： カドヘリン ,  *小胞体 ,  *小胞輸送 ,  カテニン ,  転写因子 ,  タンパク質複合体 ,  HEK293細胞 ,  ダイニン ,  微小管関連タンパク質 ,  *タンパク質 ,  *細胞結合 ,  *細胞接着 ,  *GTPアーゼ活性化タンパク質 ,  HEK293T細胞 ,  N-カドヘリン ,  βカテニン ,  ダイナクチン ,  *14-3-3ζ ,  細胞生理学的現象 ,  *結合
準シソーラス用語： *14-3-3ζ蛋白質 ,  *14-3-3θ蛋白質蛋白質 ,  *PX-RICS

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (9件)： 14-3-3ζ ,  複合体 ,  ダイニン ,  ダイナクチン ,  Nカドヘリン ,  βカテニン ,  小胞体 ,  輸送 ,  仲介