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J-GLOBAL ID：201002243032482824   整理番号：10A1546197

酢酸1-エチル-3-メチルイミダゾリウムセルロース溶液におけるイオン拡散性に及ぼすセルロースの影響

Influence of Cellulose on Ion Diffusivity in 1-Ethyl-3-Methyl-Imidazolium Acetate Cellulose Solutions

著者 (7件)： LOVELL Christopher S. (Univ. Leeds, Leeds, GBR) ,  WALKER Adam (Univ. Leeds, Leeds, GBR) ,  DAMION Robin A. (Univ. Leeds, Leeds, GBR) ,  RADHI Asanah (Univ. Leeds, Leeds, GBR) ,  TANNER Steven F. (Univ. Leeds, Leeds, GBR) ,  BUDTOVA Tatiana (Centre de Mise en Forme des Materiaux, CNRS, Sophia Antipolis, FRA) ,  RIES Michael E. (Univ. Leeds, Leeds, GBR)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 11  号： 11  ページ： 2927-2935  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： パルスフィールド勾配¹H-NMRを用いて酢酸1-エチル-3-メチル-イミダゾリウム(EMIMAc)中のセルロース(0~15wt%)溶液を調べた。EMIMカチオンの自己拡散係数はAcアニオンの場合より大きかった。それら自己拡散係数間の差異はセルロース濃度の増加と共に増加した。自己拡散係数の温度依存性データからE_aを算出した。溶媒分子の拡散に及ぼすセルロース濃度の影響の記述のために各種モデル(障害物,自由体積及び流体力学)を適用した。Mackie-Meares及びMaxwell-Fricke障害物モデルが,ある割合のイオンがセルロースに結合すると仮定したときだけよく当てはまった。その結合イオンの割合からセルロースの最高可溶濃度~27wt%を算出した。このイオン液体中のセルロース最高濃度は実験値と良い一致を示した。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *セルロース ,  高分子溶液 ,  拡散係数 ,  活性化エネルギー ,  濃度依存性 ,  *自己拡散 ,  水素結合 ,  溶媒和 ,  流体力学的半径 ,  陽子磁気共鳴 ,  分子間相互作用
準シソーラス用語： *自己拡散係数 ,  *室温イオン液体

分類 (3件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  多糖類  (CF10054P) ,  非水溶液  (CB05040G)

物質索引 (2件)： 1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ,  酢酸イオン

タイトルに関連する用語 (5件)： 酢酸 ,  1-エチル-3-メチルイミダゾリウム ,  セルロース ,  溶液 ,  イオン拡散