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J-GLOBAL ID:201002243040881770   整理番号:10A0329997

Neuro-2a細胞におけるトリコスタチンAと5-アザ-2′-デオキシシチジンによるBDNFとNT-3遺伝子の異なる後成的調節

Differential epigenetic regulation of BDNF and NT-3 genes by trichostatin A and 5-aza-2′-deoxycytidine in Neuro-2a cells
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巻: 394  号:ページ: 173-177  発行年: 2010年03月26日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Neuro-2aマウス神経芽細胞腫細胞におけるニュートロフィンの後成的調節を明らかにするため,Neuro-2a細胞における脳由来神経栄養因子(BDNF)プロモーターIとニュートロフィン-3 (NT-3)プロモーターIBのCpGメチル化の変化およびヒストン修飾のそれを検討した。重亜硫酸ゲノム配列決定は,BDNFプロモーターIのCpG部位が,非処理Neuro-2a細胞ではメチル化されており,5-アザ-2′-デオキシシチジン(5-アザ-dC)処理後に脱メチル化された。これとは異なり,NT-3プロモーターIBのメチル化状態は,Neuro-2a細胞で5-アザ-dC処理後に変化しなかった。更に,BDNFエクソンI-IX mRNAは,トリコスタチンA (TSA)処理により誘導されることを示した。しかしながら,NT-3エクソンIB-II mRNAは,TSA処理により誘導されなかった。クロマチン免疫沈降分析は,BDNFプロモーターI上のアセチル化ヒストンH3とH4の量が,TSAにより増加することを示した。これら結果は,DNAメチル化かつ/またはヒストン修飾が,Neuro-2a細胞においてBDNF遺伝子発現を調節するが,NT-3遺伝子発現は調節しないことを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
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