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J-GLOBAL ID：201002243066446061   整理番号：10A0390132

プラズマポスト酸化による窒化低合金鋼の耐食性の改善

Improvement of corrosion resistance of nitrided low alloy steel by plasma post-oxidation

著者 (4件)： LI Yang (Dep. of Materials Sci. & Engineering, Dalian Maritime Univ., Dalian 116026, CHN) ,  WANG Liang (Dep. of Materials Sci. & Engineering, Dalian Maritime Univ., Dalian 116026, CHN) ,  ZHANG Dandan (Dep. of Materials Sci. & Engineering, Dalian Maritime Univ., Dalian 116026, CHN) ,  SHEN Lie (Dep. of Materials Sci. & Engineering, Dalian Maritime Univ., Dalian 116026, CHN)
資料名： Applied Surface Science  (Applied Surface Science)
巻： 256  号： 13  ページ： 4149-4152  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： B0707B  ISSN： 0169-4332  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 窒化鋼試料の耐腐食性を改善するためにポスト酸化処理を行った。本論文では,作業気体としてアンモニアを用いてプラズマ窒化処理を540°Cで4時間行い,プラズマ酸化処理を酸素気体中で350°Cから500°Cの温度域で2時間行った。処理した試料の特性化を光学顕微鏡,SEM,XRD,電気化学的分極を用いて行った。X線解析の結果,プラズマ窒化中にε-Fe_2~33N及びγ′-Fe₄Nの窒化鉄相ができ,ポスト酸化処理中にヘマタイト(Fe₂O₃)とマグネタイト(Fe₃O₄)ができる事を明らかにした。特に膜厚0.8~1.5μmの非常に薄い膜が400°Cと450°Cでのプラズマ酸化処理によって化合物層の上部にできる事を見いだした。窒化化合物層の腐食特性はポスト酸化処理によって更に改善されることも示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *窒化鋼 ,  *プラズマ化学反応 ,  酸化 ,  イオン窒化 ,  アンモニア ,  *耐食性 ,  光学顕微鏡 ,  走査電子顕微鏡 ,  X線回折 ,  電気化学的分極 ,  赤鉄鉱 ,  磁鉄鉱 ,  表面処理鋼板 ,  表面構造 ,  膜厚
準シソーラス用語： SEM【顕微鏡】 ,  プラズマ酸化 ,  プラズマ窒化 ,  マグネタイト ,  ヘマタイト

分類 (1件)： その他の表面処理  (WC08070F)

タイトルに関連する用語 (5件)： プラズマ ,  酸化 ,  窒化 ,  低合金鋼 ,  耐食性