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J-GLOBAL ID：201002243256485187   整理番号：10A0282108

籾殻と微粉末状ポリエチレンを用いた複合材料の開発

著者 (2件)： 李昇桓 (東大 大学院) ,  安藤直人 (東大 大学院)
資料名： 日本木材学会大会研究発表要旨集(完全版)(CD-ROM)  (日本木材学会大会研究発表要旨集(CD-ROM))
巻： 60th  ページ： ROMBUNNO.I18-1130  発行年： 2010年 
JST資料番号： L1221B  ISSN： 1349-0532  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 米が主食である日本では,年間約250万トンの籾殻が排出されている。この量は日本の米生産量の約2割で,実に大量である。籾殻は約20%がリグニンで構成されており,断熱性と耐水性に優れた生物材料である。しかし,その利用は燃料と土壌改良剤などに限られているが,籾殻から作製したパーティクルボードや中密度繊維版(MDF)も開発されている。本研究は粉末状の熱可塑性樹脂(Polyethylene powders:以下PEパウダー)を用いて籾殻ボードを作製し,その物性を明らかにすることを目的とする。籾殻ボードの下に牛乳パック,片面段ボールを加えて新しい複合材料の物性とデザイン性について考察した。将来的には木質系チップ,ファイバーとの複合も視野に入れている。(著者抄録)

シソーラス用語： *籾殻 ,  *ポリエチレン ,  *複合材料 ,  リグニン ,  性質 ,  耐水性 ,  パーティクルボード ,  熱可塑性プラスチック ,  物理的性質 ,  曲げ強さ ,  Young率
準シソーラス用語： 断熱性

分類 (2件)： 改良木材  (FF05033J) ,  木材の性質・構造  (FF05020Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 籾殻 ,  微粉末 ,  ポリエチレン ,  複合材料 ,  開発