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J-GLOBAL ID：201002243283149369   整理番号：10A0883297

最近の偏光計測の動向 チャネルド分光偏光測定

Channeled Spectropolarimetry

著者 (1件)： 岡和彦 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 光学  (Japanese Journal of Optics)
巻： 39  号： 8  ページ： 379-384  発行年： 2010年08月10日 
JST資料番号： G0125B  ISSN： 0389-6625  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 回転移相子や光弾性変調器などの機械的ないし能動的な偏光制御素子が一切不要で,1回のスペクトル測定で4つのStokesパラメータの波長分布を一度に求めることが可能な特徴を持つ,チャネルド分光偏光計測法の基本原理を説明し,応用に向けた展開についていくつかの研究を紹介した。高次移相子に起因する誤差(温度外乱による誤差,光線や波面の揺らぎによる誤差,等)の低減方法について説明し,応用を目指した展開として,装置の小型化,フルミュラー行列測定等への展開,2枚のサバール板を用いたスナップショット撮像偏光計への拡張例を紹介した。

シソーラス用語： *偏光解析法 ,  FDM【信号】 ,  Stokesパラメータ ,  誤差 ,  小型化 ,  Mueller行列
準シソーラス用語： 誤差低減 ,  撮像偏光計 ,  周波数分割多重 ,  *分光エリプソメトリ

分類 (1件)： 偏光測定と偏光計  (BD07050K)

引用文献 (18件)：

• ARWIN, H. Preface : phys. stat. sol. (c) 5/5. Phys. Stat. Sol. (c). 2008, 5, 1000-1002
• 加藤貴之. 周波数領域干渉法に基づく偏光のスペクトル分布測定. 第34回応用物理学会北海道支部学術講演会講演予稿集, 札幌, 1998. 1998, 41
• OKA, K. Spectroscopic polarimetry with a channeled spectrum. Opt. Lett. 1999, 24, 1475-1477
• KRISHNAN, S. Spectral polarization measurements by use of the grating division-of-amplitude photopolarimeter. Appl. Opt. 2003, 42, 1216-1227
• TANIGUCHI, A. Stabilization of the channeled spectropolarimeter by self calibration. Opt. Lett. 2006, 31, 3279-3281

タイトルに関連する用語 (6件)： 偏光 ,  計測 ,  動向 ,  チャネル ,  分光 ,  偏光測定