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J-GLOBAL ID：201002243330498873   整理番号：10A1152934

ごみ発電の最適運用に関する検討

A Study on Optimal Operation of Power Generation by Waste

著者 (3件)： 菅原秀雄 (東京電機大学大学院工学研究科) ,  青柳雄大 (東京電機大学大学院工学研究科) ,  加藤政一 (東京電機大学大学院工学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 130  号： 11  ページ： 955-962 (J-STAGE)  発行年： 2010年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ごみ発電は同期機を用い系統によく調和した電源であり,電圧や無効電力の調整も容易であることなどを説明した後,ごみ配分の工夫等による清掃工場の送電端発電電力量最大化のための最適運用法を検討した。研究は2006年の東京23区を対象に,1)ごみ発熱量,発電効率等の推定,2)遺伝的アルゴリズム(GA)による補修点検期間の設定,3)線形計画法(LP)による送電端電力量最大化のためのごみ配分計算の手順で行った。休止炉の設定,LP計算モード,焼却負荷率の時間変化等のシミュレーション結果から,送電電力量,売電収入,CO₂等を計算し,本法により清掃工場の点検計画の合理化,ごみ処理費の削減,CO₂排出抑制等に寄与できることを述べた。

シソーラス用語： *ごみ発電 ,  最適化手法 ,  清掃工場 ,  最大化問題 ,  出力 ,  エネルギー変換効率 ,  設備保全 ,  二酸化炭素 ,  温室効果ガス ,  排出抑制 ,  廃棄物処理 ,  原価低減 ,  環境影響
準シソーラス用語： 発電効率

分類 (1件)： 火力発電  (NB03040D)

引用文献 (20件)：

• (1) Ministry of the Environment: Outlook of Discharge and Disposal of Municipal Refuse in 2006 (2006) (in Japanese)
• 環境省:一般廃棄物の排出及び処理状況等(平成18年度実績)について (2006)
• (2) Clean Association of Tokyo 23: Annual Report of Cleaning Work in 2006 (2006) (in Japanese)
• 東京23区清掃一部事務組合: 平成18年度清掃事業年報 (2006)
• (3) Japan Environmental Sanitation Center: A text book for Plant Engineer of Refuse Disposal Plant (Landfill Plant), pp. 405-406 (2002-9) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (2件)： ごみ発電 ,  運用