文献

J-GLOBAL ID：201002243412752212   整理番号：10A0582639

臨床電子カルテを使用した加齢の病態生理学モデルの検証

Validating pathophysiological models of aging using clinical electronic medical records

著者 (3件)： CHEN David P. ,  MORGAN Alexander A. ,  BUTTE Atul J.
資料名： Journal of Biomedical Informatics  (Journal of Biomedical Informatics)
巻： 43  号： 3  ページ： 358-364  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： B0827A  ISSN： 1532-0464  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 広範囲におよぶ大量の臨床データを活用するバイオインフォマティクス法は,ヒトの生理学的過程の説明に役立つ基本的な分子機構への見通しを提供すると考えられている。これらの生理学的過程のひとつは青年期発達である。母集団の一断面から生成された予測加齢モデルの有用性と統計母集団からの臨床集団分離への適用性については,これから完全な探求が行われなければならない。この問題に対処するために,著者らは2001年から2002年国民健康栄養調査(NHANES)データから青年期暦年齢を予測する回帰モデルを構築し,独立な2003-2004 NHANESデータと大学専門小児科病院からのデータと対照してその妥当性を検証した。その結果,男性と女性のモデルの間のはっきりした違いが示された。両方の性に対して予測バイオマーカーはアルカリ性ホスファターゼとクリアチニン,男性に対してはヘマトクリットと平均細胞体積,女性に対しては全血清グロブリンであった。また,著者らは,モデルは一般化が可能で,臨床的に関連があることを提起し,予測精度に影響する男女間の基本的分子および臨床差を示唆した。疫学と臨床の両データの統合は生理学過程に新しい光を当てるよりロバストなモデルの創生を約束している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： アルカリ性ホスファターゼ ,  ヘマトクリット ,  血清グロブリン ,  バイオマーカー ,  疫学 ,  データ ,  *病態モデル ,  *病態生理 ,  電子カルテ ,  情報科学 ,  生物学 ,  機構 ,  *回帰モデル ,  *加齢 ,  検証 ,  病歴
準シソーラス用語： 臨床データ ,  バイオインフォマティクス ,  分子機構 ,  モデル検証

分類 (2件)： 医用情報処理  (JE15030Q) ,  動物生理一般  (EJ02010E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 臨床 ,  電子カルテ ,  加齢 ,  病態生理学 ,  モデル ,  検証