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J-GLOBAL ID:201002243422333579   整理番号:10A0327832

Ni含有軽焼戻し鋼における破壊靱性に対する炭化物析出物のモルフォロジーの影響

The effect of carbide precipitate morphology on fracture toughness in low-tempered steels containing Ni
著者 (3件):
資料名:
巻: 237  号:ページ: 411-415  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: B0454B  ISSN: 0022-2720  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ニッケルは鉄の劈開破壊に対する抵抗力を増加し,延性-脆性遷移温度を下げることが知られている。中炭素低合金マルテンサイト系鋼は,軽度の焼戻し条件において各特性が最適の組み合わせになる。焼戻されたマルテンサイト,保存されたオーステナイトおよび遷移した炭化物が構造中に存在する。ニッケルはフェライト鋼とマルテンサイト鋼の転位の交差すべりを助長することで延性-脆性遷移温度を下げている。これは劈開破壊よりも変形を促し,その結果,靱性が増加している。ニッケルはさらにFe-C相図のγ相領域を拡大することで構造をより微細にし,マルテンサイト集塊寸法とフェライト粒径を小さくする。鋼中のニッケル成分を0.35%から4.00%まで変化させて,焼戻しによるFe2.4CおよびM3C析出物のモルフォロジーと機械特性への影響を研究した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織  ,  機械的性質  ,  金属材料 

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